声優養成所の入所試験を受けてみた・体験談
声優養成所のオーディションをうけた体験談
はじめまして。今回は実際に受けた養成所の入所試験について、詳しく書いていこうと思います。これから試験を受けられる方は参考にしてください!
私が受けた養成所は日本ナレーション演技研究所です。ここの基礎科を受けました。
声優養成所の試験を受けるまで
入所申請書(詳しくは前回の記事声優養成所の試験を受けるための提出書類 )を出したあと、調査書(下の写真)がおくられてきます。
試験当日に提出します。それまでに書き込んでおきます。
声優入所オーディションの会場
私は2019年3月に日ナレの難波校で受験しました。
その時点でのお話になることを心に留めておいてください。
※試験問題は変わる可能性があります
難波校を上からみる見取り図はこんな感じです。
試験が始まる30分くらい前についたので、手前の待合室で、ほかの受験生と待っていました。試験時間は1時間です。※実際、1時間以内に終わりました。
1時間毎に受験生が変わるので、自分の試験開始の1時間以上前に行っても、待つ場所がありません。注意しましょう。
私の時間帯の受験生は全部で8人でした。この8人全員で一緒に試験を受けます。
試験会場の拡大図を下にのせておきます。8人の受験生に対して、試験官は1人でした。私の番号は6だったので、その番号の所に座っています。
実際の声優養成所・入所試験内容
流れ的には、筆記試験→実技試験→質疑応答という順番です。
筆記試験
A4、1枚ほどの紙を渡されて、問題を解きます。15分です。
※すみません、問題は少しうろ覚えの所もあります。
・以下のものを使った漢字を三つ以上
ごんべん、しんにょう、りっしん、てへん
・ことわざの意味を選べ(選択肢3つ)
蛍雪の功、漁夫の利、?(覚えていません)
・それぞれ、著者と本の名前を線で繋げ
・以下の2つのうちから、どちらか選んで書け(6行ほど)
長所と短所 or 今までの自分とこれからの自分
実技試験
1.自己PRを30秒で(過ぎたら止めるが、減点なし)
2.セリフなどを言う
紙を渡されて、3分間それを読む
(アクセントなどは調べてはいけない)
a.言葉を言うだけ。ゆっくり、はっきり!早口言葉ではない。
ソーセージを差し出す、濡れ衣を着せて馴れ馴れしい主婦など
b.演技つけて言ってみる感じ
ほら、みてみて!宝クジ、買っちゃった!当たったら旅行いくとか、あれもしたい、これもしたい、もう全部したい!ホント夢がふくらむなぁ。えっ?大丈夫大丈夫。妄想はただなんだしさ。あ、もうこんな時間!バイト遅れちゃう!じゃあね、行ってきまーす!
c.状況に応じたセリフ
鏡の中の自分に向かって「頑張れ」
オーディションの待合室で「おはようございます」
山の頂上から「ヤッホー」
基礎科と本科志望で問題が変わっていた。本科の方はガチめのセリフだけ。
3.質疑応答
自分は
何か演技経験はある?
将来、どうなりたいとかは?
詩はどこまでのものができてる?
詩は誰かに評価されたい?
他の子
未成年の子には、親御さんについて聞いていた。
自分の長所を一言で。
声優になりたいと思った決定的なものは?
以上で入所試験は終わりです。
これから受けようと思っているかたは参考にしてみてください!
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