受験生が落ちた時に感じること
受験生が落ちた後、少し経ってから感じること
深夜にこんばんは。
私は受験にほにゃらら回落ちましたが、
結果発表シーズンにつきまして、その時を振り返ってみます。
全部に共通して言えるのは、
落ちた瞬間ってその衝撃がまだこない。
ただ、後から後から自分の頭の中で鈍い音が響くんだよ。
ゴーン、ゴーンって。
現役・玉砕
まぁ、この時はしょうがないと心のどこかで思ってました。
自分はセンター七割程しかとれておらず、二次対策もできていませんでした。
でも、落ちるかもしれないという中で、それでも僅かの希望をかけて二次に向けて勉強し、学校の先生や予備校のテキストなど、できること、やれる事を精一杯やってました。
ただ、学校のある先生からは
「ちゃんと壁にぶつかって砕けるように」
との言葉をいただき、
凄く悔しい思いをしたと同時に、
この先生は私に期待してくれていないんだ……と愕然とし、
でも私の状況って理性的にみたら玉砕受験なんだ…と悲しくなりました。
じゃあ、一体なんの為に頑張っているのか?
と自問自答しつつも受験→前期玉砕→後期玉砕となりました。
今、振り返って、
何故、ほぼほぼ落ちると思っていたのに、あんなに勉強したのか?
➡︎それでも0.01%の受かる確率にかけたから。
ちゃんと、砕け散るために。
自分の出来得る限り、最大限の努力をもってしても、ダメだったと。もちろん、あれやればよかった等の後悔はたくさんある。しかし、下手に砕け散れず、「落ちたのは俺の実力が発揮できなかっただけだからだドヤ」みたいな事にはならないよう。不十分かもしれないが、もてる力を全て出し切るため。
一浪目・数点差で落ちる
この時はさすがに辛かった。。。
センターは八割三分ほど。
あとは二次で、少しいい点とれればいける、という状況だった。
二次試験。
物理大問、一つ、全く分からず。
解いてる最中、あぁここ自分が苦手で後回しにしてた所だ…なんでやってなかったんだと自責の念。しかし、出来る限りのことは解答用紙にかく。白紙では出さない。
帰り。
受験した場所は雪が降っていた。
駅へ歩いていると、雪が吹雪いてきた。
面接後のため革靴。スーツ、スーツケースごろごろ。
意気消沈と寒さのダブルコンボで、どこでもいいから屋内に入りたくなった。
止まっている路線バスを発見。
ドアをこんこん。
バスの乗車客が気づいて運転手に教えてくれる。
運転手、手を左右にふる。
私は歩いていた道をまた歩き出す。
もうね、泣いてたよ。
二度とこの場所こねぇ!!!
受かったら来てやる。
落としたら、二度と足を踏み入れん!!!
と心の中で荒れ狂ってた。
結果発表は、携帯でみたんだが、ちょっとここでは収まらんw
とにかく、マジの茫然自失だったとだけ言っとく。
今振り返って思うことは
➡︎自分を過信してた。自分の実力よりも、ちょっと良い所を受けてしまった。
一浪したから、なんとかなるのではないか?という謎の自信。
もちろん勉強はしたが、二次で頑張らないといけない所が出来ず、落ちてしまった。
二浪目・玉砕
なんで二浪目、玉砕したかというと
センター後に、崩れたから。
センターは一浪目よりちょっと下くらいで、まぁまぁだったんですが、
その後、ネットを解禁してしまったっっっw
もうね、おワタですよ。おワタ祭りですよ。
勉強しなきゃなのにできなくて
心と裏腹にネットみちゃって
これはギャンブルが嵌るのと同じじゃないか?
本当の私の本質はネット見たい欲求なのか?
私は人間としてどうなのだろう?本当に人なのか?
など、完全に自分を責めてる状況で、試験に突入しました。
あと、勉強もしていなかったので、
メンタルも、学力も、全くなかったです。
そりゃ落ちますわ。
この時は、落ちたというショックより、
完全に自分の思考自体が停止してました。
ほんとに人間やめるレベルで落ちてたと思います。
そこから肉親が引き上げてくれたのですが、
書いてるとキリないので、また後日。
今振り返って思うこと
➡︎ネット解禁はあかんw
実はWeb制限をかけていたのだが、
母親から、私大の合格発表をみてと言われ、いや、私、制限かけてるし…
私・(今、制限外したら嫌な予感するな…)
母・いいからみなさいっ!!!
私・はい。
制限外す(自分でできた)→私大落ちてる→遊ぶ→おワタ
どんなに外野があれこれ言っても、自分の嫌な予感は信じるんだw(という外野)
三浪目・玉砕
二浪したあと、新潟に出奔して米をつくってたw
ほぼ一年間!
田植えから稲刈りまで。
とりあえず、センター前に帰ってきて、直前から詰め込んだ感じかな。
センターは八割ちょっと。一応、二次も頑張ったけど、やっぱりダメだった。
感覚が戻ってなかったから、これは納得の…
となるわけない
別に勉強してなかったからとか
時間がなかったからとか
そんな言い訳いっぱいできるし、事実そうだけど、
悔しいもんは悔しい。
二浪のときもそうだったけど、
どんなにやってなくて
どんなにやる気がなくても
受けた試験が落ちるのは
例外なく悔しかった。
たとえそれを口に出す資格がないとしても。
今振り返ってみて
➡︎単純に時間が足りなかっただけ。と思う。
正直、学力の伸びは、勉強すれば一浪でだいたい上限までいく。
その後は緩やかに上下しながら、運とか絡んでくる。
二浪〜四浪でやってたことは、穴をなくすローラ作業。
ペンキの塗り直しみたいなもの。
私の学力はこんな感じ↓
とりあえず、今落ちた子に言いたいのは、
人格否定までいくなよ。
試験はほんと、全てだけど、
君の全てではない。
※ツイッターやってます!